はる

マシニストのはるのレビュー・感想・評価

マシニスト(2004年製作の映画)
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クリスチャンベイルがあそこまで作り込んだからこそ出る空気感と説得力がすごい。


最後、ハッピーエンドという訳でもないが、ヴェールが剥がれて自分を取り戻してくれてよかった。ゆっくりと眠ってほしい。

本当に、人間の防衛本能?みたいなので事実をすり替えてしまうことはあると思う。でもそれは一種の弱さで結局苦しむだけだろうし、自分自身と現実を認める強さを持ちたい。

表紙だとあの象徴的なポーズの印象が強くていみがあるのかと思ったら
本篇だとさらっと登場して
拍子抜けというか、別の写真の方が作品の感じを的確に伝えられたのではないかとちょっと勿体ない気がする。
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