とも

メイキング・オブ・モータウンのとものレビュー・感想・評価

4.0
1959年デトロイトで設立された音楽レーベル「モータウン」のドキュメンタリー。
メインの2人が特に陽気で、昔の笑い話を聞いているようでした。トークと音楽が噛み合うような編集で気持ち良い。写真やレコードジャケットの見せ方にも工夫が凝らされ、分かりやすく臨場感もある映像作品になっていました。
音楽で高め合うまぶしさの中、暗い差別の歴史とも向き合います。映画はエンドロールまで観たら笑って終われるあたたかい仕上がりです。

新文芸坐の2本立てで「真夏の夜のジャズ」に続けて鑑賞。同じ時代・国で始まった音楽と考えるとストーリーが出来て面白い。

好きな映画「天使にラブソングを」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に登場する曲がいくつもあって、モータウンに対する特別な思い入れがなくても、引け目に感じることなく楽しめました。
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