メイキング・オブ・モータウンの作品情報・感想・評価

上映館(7館)

メイキング・オブ・モータウン2019年製作の映画)

Hitsville: The Making of Motown

上映日:2020年09月18日

製作国:

上映時間:112分

あらすじ

「メイキング・オブ・モータウン」に投稿された感想・評価

これこそアメリカンドリームの象徴ですね。
設立者のゴーディーは何やっても失敗して、フォードの工場勤めでシステムを学んだらしい。
確かにデトロイトは「motor town」だったね。

マイケル・ジャクソンは、6才のときのオーディションですでにムーンウォークが出来ていたし、振り付けを教えたのは俺だ!というスモーキー・ロビンソンにも笑えた。

スティービー・ワンダーも12才のときすでに輝いていたし、彼らを発掘できた喜びにあふれていました。

ダイアナ・ロスの跡を追ったという大好きなホイットニー・ヒューストンもチラッと見れて嬉しかった(^^)

なんか心温まるひとときでした。
本当に面白いものを作るなら人種、思想、性別なんて関係ないとよく分かる映画。
Aoi

Aoiの感想・評価

4.0
なぜモータウンはこれ程までに有名になったのか?黒人音楽黎明期、黒人、しかも虐げられておらず楽しそうに黒人が歌を歌って、テレビに出て。文化的な側面から、黒人差別是正にも大きな役割を果たしていたモータウン。

今のアメリカにモータウンを作れるのか?を考えながらわたしは見ていたのだが、今ベリーゴーディがいても、ここまでの成功じゃなかった気がする。1960年代のデトロイトだから可能だったのではないか、と。
アメリカの経済も成長。自動車産業も順調。デトロイトの景気は良い。黒人が働く場所もある。南部みたいに差別されずにのびのび生きられる。活気のある町だったのだなと予想される。町に音楽が溢れていたという記述もあったように、町全体に才能ある人が集まってきていた‥

このストーリー音楽業界に限らず、楽しめる。この成功事例はあらゆる業界になぞらえて考えることができそうだから。私はスタートアップになぞらえて、なぜ成功できたのか?ずっと考えていた。
特にモータウンミュージックには興味が無かったけど、アト6の紹介内容が興味深かったので、見に行った。観賞後、居酒屋でspotifyでmotownを検索してしまった。
こち

こちの感想・評価

4.2
アーティストの才能を見抜き、その人の力を最大限に引き出すことに才能があったベリー・ゴーディー。

それぞれの役割でモータウンというブランドを大きくしていったところに、企業の成長とドラマを感じた。

ベリーは経営、プロデューサー、リーダー的資質があり、勉強になりました。

アメリカ国内で有色人種差別が過酷な時代に音楽を武器に世界を変えようと同じ志の下集った、まさにモータウン・ファミリーだったと思います。

エンドロールは本気で笑ってしまいました。
往年のスターのインタビューを中心に構成。知らないことはさほどなかったとはいえ、ゴーディとスモーキーの軽妙なやり取りと秀逸な構成もあって、ドキュメンタリーにもかかわらず最後まで飽きることなく楽しめる。マーヴィンに関するシーンの見せ方が絶妙。こんなコトができるなら同じようにテンプスについてもう少し見たかった。
一世を風靡したヒッツヴィルの音はアメリカンドリームでありアメリカの誇るべき文化遺産。キラキラとしたその音に心地良く酔え、最後は胸が熱くなる。この音に出会えて良かった!と心から感じた素晴らしい作品!
tmurata

tmurataの感想・評価

3.8
モータウンすげーぜ映画。というかベリー・ゴーディー・ジュニアすげーぜ映画か(笑)
いや、相方(笑)のスモーキー・ロビンソンもすごいし、出て来るミュージシャンや曲がすごすぎる。音楽聴いてるだけで楽しい映画なことは確か。そうそうプロデューサーって作曲できないとダメなのね。知らなかった。
でも南部のものすごい黒人差別の話とか、そこまで激しくないけど残っている様々な差別を乗り越えて来た、というより社会を変えて来たことは感動的。また会社の組織が黒人、白人、という人種だけでなく男性、女性のジェンダーに関しても差別がなかったというのは素晴らしい。
やはり多様性が会社や社会を伸ばすために必要ということを示しているのが面白かった。予告でやってたデトロイトの工場のシステム真似たとかは割とどうでも良くて(笑)
Shun

Shunの感想・評価

4.5
人種、性別、宗教を越えて、60年代では考えられないような組織として成熟しているモータウンファミリーに愛を感じた。
文化的レガシーを与えてくれたからこそ、歴史を重ねる度に洗練されるし、現代にも色濃く残っていると思う。
What's going onの誕生話は感銘を受けるし、Marvin Gayeは偉大。
たげどなんと言ってもBerry Gordy

「夢に限界はない。空になると到達点だと思うが、出発点だと思うようにしている」
「モータウンこそアメリカンドリーム。人類の文化だ」
KS

KSの感想・評価

4.5
ベリー・ゴーディ時代のモータウンをベリー・ゴーディの目線から振り返ったドキュメンタリー。

モータウンはたくさんドキュメンタリーが作られてきたが、本作は正史と言える。
これまで、成功した黒人として言われ続けてきたが、彼の描かれる姿はいつも、実はお金に汚い、ミュージシャンにとって不利な契約をしている、豪腕の独占的な経営者など負の側面ばかりフォーカスされてきた。これまで、本作で描かれているような成功したロールモデルとして彼が描かれてこなかったことにこそ、差別があったと言える。

あと新しいモノを作る事の難しさ。モータウンがいまも語り継がれる特別な存在となった理由は70年代のスティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイによる分業制からの変革があったからだろうけど、彼らがそうなる背景には、モータウンのこれまでの積み重ねがあったから。

これまでの枠をはみ出る動きが出てきた時、会社として、結果的にではあるが、それを受け入れる事ができたからなんだなと。ルールは誰のためにあるのか、そのルールができた背景といまの状況を当てはめて考えることができるのか。そのための議論の場を持てるか、民主主義の根本的な問題も示しているなと思う。

そこで、歌われるマーヴィン・ゲイ「What's Goin On」には、現在の社会的な状況だけでなく、彼が“父さん、エスカレートしないで”とこの歌で歌っているが、その父に殺害された事も踏まえ、朝から映画館で泣いてしまった。。

差別される者が、差別される社会に受け入れられるには、その社会のグッドマナーとされる振る舞いをしたから受け入れられたのか、それとも彼らのステージでの振る舞いはステレオタイプからの脱却を示していたから新鮮に映り受け入れられたのかは分からないが、社会は少しずつしか変わらないが、社会は少しずつなら変えられるのかもしれないし、否が応でも変わっていくのかもしれない。それが自分にとって良いか悪いかは分からないが。

A24のロゴと、そっくりな映像効果を使ったモータウンのロゴが劇中で流れていた。ビートルズやローリングストーンズなど60年代のロックから現在の世界各国のアイドルだけでなく、A24にまで影響を与えていたのか⁉︎と驚いた。
弾丸のように喋り続けるベリーとスモーキーについていくのが大変。
みんな若くてヒット飛ばそう!会社を大きくしよう!って熱い魂を物凄く感じました。
マイケルやスティービーワンダーの子供の頃の映像とか観て、やっぱり天才って本当にいるんだね、と納得。
もう少し音楽聴きたかった感はあります。
最後に社歌をみんな歌いたがらないのに、ベリーとスモーキーはノリノリで歌ってて笑えました。
もちろん微笑ましくってですよ!
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