見応えのあるドキュメンタリー映画だった。上映後のトークショーも面白かった。
17年もかけて、この『小川淳也』議員の映像を、撮り続けた大島新監督の先見の明に脱帽だ。
小川議員の国会での質問は、簡潔で的を射ていて、潔ささえ感じる。何が言いたいのか分からなくて、ダラダラ喋って時間だけ使う総理とは明らかに、雲泥の差。
でも、なぜそんな人が、総理大臣を8年も務め、一方、これほど真っ直ぐに国民のことを考えて動いてる彼が、なぜ自分の故郷の選挙区で当選出来ないのか？
そういうことを真剣に考えさせられる映画だった。
政治家辞めて、家に(家族)返してほしいという母、政治家の妻には絶対ならんという娘たち、でも、選挙が始まると、家族全員で戦っている姿が、逆に羨ましかった。
もうすぐ50歳を迎える節目に、どんな道を歩んでいるか、きちんと見届けたい。
まだまだ志半ば、これからも変わらず、自分の信念を貫いてほしい。
『頑張れ、小川淳也！』
