なぜ君は総理大臣になれないのかの作品情報・感想・評価

上映館(29館)

なぜ君は総理大臣になれないのか2020年製作の映画)

上映日:2020年06月13日

製作国:

上映時間:119分

あらすじ

監督

出演者

「なぜ君は総理大臣になれないのか」に投稿された感想・評価

記録
ドキュメンタリー映画を見たのは久しぶりだ。
政治と権力、私とは別の世界。
ひとつの言葉の重みに想像力を巡らさなければと自戒する。
そんな影響力のある人間ではないけれど。
きよこ

きよこの感想・評価

4.5
今日は久々に1人の時間😊都内に負けないラインナップの節操のない?大好きなミニシアターで6時間コース💕マスク2枚して感染対策バッチリで挑んだ🎬


一本目は待ちに待ったこれ😭


めちゃめちゃ面白かった!「本人」ののぼりに自転車。愚直で不器用。32歳で総務省を退職し初出馬。熱い志を胸に。しかし地元の新聞社の御曹司にいつも完敗。。。
あーそりゃ無理よ笑笑。情動操作なんてちょろいもんよ。なんて野次馬のように眺めていたら…のめり込んであっという間の131分。

特筆すべきはこの17年、秘書が変わらずに支えていること。それは彼がそれくらい尊い人材なのだろうなと知らしめてくれた。家族に見守られ、家族も過度の期待をせず、黙々と彼を支えている様は素晴らしかった😭慶應の教授の応援演説は涙が止まらなかった。。。


振り返れば、威張り腐って秘書に暴力暴言を振り撒き、秘書が何人も変わる政治家もいるし、お金を配って秘書のせいにする輩もいるし、不利なことは全て蓋をして忖度してしまう政治家や出世しか考えない官僚だらけ。仕方ないの?


比例で当選した人は肩身が狭いとか?はあー😫なんだろうな。政党が大きくないと発言力がないし、無所属は公用車も使えず、勉強会にも呼ばれないなんて(無知な私…)悲しい。。。

結局は数や派閥がなければ、、、なんて愚問にたどり着く。「統計王子」としてやっと日の目をみたけど、この人が初めから保守派で出馬していたらもっと違う政治が観れたのかなって、、、いけないことも想像したり笑笑。中立の立場が良。
そもそも向いていない論あり。

保守のプロパガンダの象徴が田崎史郎さん?でもジャーナリズムは残っていて定期的に若い議員と酒を酌み交わす様はちょい見直した😳


まだまだこれから!いつか総理大臣になあーれ!
政治に関心が薄い若者の自覚はある。
政党に関しても疎い、支持する政治家だってパッと浮かばない。
勿論この映画に出てくる小川淳也さんのことも知らない、選挙区に住んでるわけでもない。
連日汚職やら諸々の報道に飽き飽きする。給料泥棒、税金返せ!!!!
芸能界から政界進出、この前の都知事選に関しても大丈夫かいな、と思ったり。
どうしても駄目な政治家が悪目立ちしていて、政治家=悪党のような見方をしてしまう部分もある。
だから小川淳也さんの取り組み方、姿勢には感銘を受けた。
自分の見方は間違いだったのでは、こういう人がいるならちゃんと応援しなければと。
エリートコースを外れての出馬
政治家になりたいじゃなく、ならなければならない。
変えたいではなく、変わらなければならない、義務のようなものを背負いながらの出馬
ライバルが強くて選挙区でなかなか勝てない、比例は発言力が弱い、上手くいかない日々にこちらも応援しなければみたいな気持ちにだんだんなってくる。
一概には言えないが政治家も普通の会社員と同じで真面目な人程損をする様な仕組みなんだなと辟易した。
自分自身国会中継は見ないし、ニュースで情報を拾う程度だったがこんな政治家がいるというのは自分で情報を拾いに行かないと知らないままだったんだろうな。
この映画を10年、20年後に見て、小川さんが大成してなければこんな人がいたなら頑張って欲しかった等と言う位なら今見て、今彼を支持しなければ。
正しい判断、正しい選択をし続けるって難しい。
それでももっと彼に陽の目を見て欲しい、任せてみたいと思った。
みかみ

みかみの感想・評価

3.3
レビューの評価が高いのは、『新聞記者』と同様で反安倍の票が多いのか、後援会がバッカアップしているのか、あるいは政治不信の皆様が理想に目を輝かせているのか。

いわゆる政治無関心の若者からすると、確かに小川さんみたいな人が国民が望む理想の政治家だと思う。なぜなら「理想」を語っているから。しかし結局、選挙には勝てていないし、何を成し遂げられた訳でもない。日本の政治の理想と現実がぷかぷかと映し出された作品であった。タイトルも秀逸だと思う。

単純に国会議員にここまで密着した様子を見たことがなかったため非常に興味深かった。小選挙区で勝たないと比例代表で勝っても発言力がないなんて話はまったく知らなかったし大変勉強になった。
政治に関心を寄せるひとつのきっかけにはなったし、無骨で良いドキュメンタリーであったと思う。

2020 No.38
権力欲も私利私欲もなく、ただ世の中を変えたい、このままではダメだという危機感に突き動かされて政治家に。その真っ当な理念が未だ報われず、政界という理不尽な魔界に呑まれて苦悩する姿がありのままに写し出されており、ある種の感動と共に胸が苦しくなった。

地元でペコペコ頭を下げ、申し訳ないと謝り続け、こんなカッコ悪くてどう考えても勘定に合わないことを、純粋な世直しの熱意からのみでやっているということ自体、こちらが頭を下げてお礼を言いたいくらい有り難いことだよ!
わたしには、王子の身を捨てて人々の救済のために解脱した仏陀の姿と重なる。

真の民の為の政治家が本当になぜ総理大臣になれないのか、権力欲まみれの政界のカオスにおいて彼が清廉すぎるから??なら、変わるべきこそは政界だ。
有象無象の掃き溜め(政界)で埋もれかけているこのひと粒の砂金は、ぜひピックアップされなければならない。その本来の光を放って欲しい。

特別配信での末尾のスペシャルトークは、鮫島氏の的確な発言等、価値あるものだった。(田崎氏は論外!)
政治家のドキュメンタリーなのに、リチャードリンクレイター監督作品かと思った
初めて「この人を応援したい」と思える政治家に出会えた。そして選挙というものに対しての考え方が変わった。
これだけ骨太で、固い意志を持った方を「先生」と言うのではないか。何度も心が震えたし涙が出そうになった。思わず拍手もしそうになってしまった。(もちろん編集のレベルの高さもあると思うが)

何度もくっついては離れたりを繰り返す、そんな党の制度に、利権とパワーゲーム以外に果たしてなんの意味があるのか。

はっきり言って、個人的には立憲民主党という政党を推す気には全くなれない。それはこれまでも、これからもそうだと思う。けれども、小川先生は、これから先応援したいと思えた。

政党が変わっても、大事なところは変わっていません。スローガンの通り、信念を持ち、安倍政権と対峙して、いつの日かトップに立つ、あるいはトップに立てるだけの力を持って欲しい。

希望の党からの出馬か、無所属か、きっと小川先生は本当に悩まれたと思う。でも、前原氏への仁義と、無所属で出馬する事のリスクと、自分の信念とのバランスを考えた時、アレが最善策だったのではないだろうか。後からならなんとでも言える、結果論だから。

こういう政治家もいるんだ、と思わせてくれる作品でした。
僕ら20代がもっと関心と問題意識を持たないと、これから先何も変わらないと思う。

選挙戦の密着も非常に濃いものだった。本当に「総力戦」。両親も、妻も娘も戦う。僕と同年代どころか同い年、年下の女性が人前に立って堂々と「よろしくお願いします!」と頭を下げる姿、かっこよすぎます。小川先生は誇りだろうなあ。
心無い言動にも真摯に向き合う姿は、政策や考え方を差し引いても素直に尊敬出来る。まあ、一家総出の選挙活動に関しては「家族を巻き込むな!」という声もあるのも理解出来る。笑

井手英策氏の応援演説、あんな演説されたらそりゃあ心掴まれますよ。
きっと小川先生は人たらしなんだろうな。選挙や政治と言えど、結局は人のやり取り。これからもこのスタンスで頑張って頂きたい。

個人的には新聞記者やそのドキュメントの「i」よりもよっぽど響いた。
焦点や対象が違うといえばそれまでだが、あちらは言ってしまえば批判しかしていない。安倍の悪業ありきの言動は正直お腹いっぱいです。

小川先生の考え方をもっと知りたいので、「日本改革原案」探します。もう絶版でAmazonで高値で売られているようですが、、、。特に安全保障についてどう思われているのか、詳しく知りたい。
あずさ

あずさの感想・評価

3.5
小川さんを政治家に向いていないって思ってしまうのが悲しいです。
こういう熱意のある人が政治家に向いてるって言える世の中になっていかないといけないんだろうなって思いました。
井出さんの演説の場面と、初めて出席した国会と統計王子時の国会の映像が印象に残っています。
あと小川さん含めご家族が素敵でした。
なぜ君は総理大臣になれないのか?その答は、人を見る目がない、ではないの?と拍子抜けするくらい答が簡単過ぎて笑ってしまったが、小川淳也さん、政治家に向いてるか向いていないかは別として、軽くて明るくて、苦労を苦労と感じさせない、すごくいいキャラクターだった。それはご家族も同様だったけれど、政治家のご家族って冗談でなく本当に大変そう。妻です、娘です、のタスキが微笑ましくも悲しい。この家族総出で選挙を戦わなければならないのは、どうにも変えられない部分なのだろうか…。東大→官僚というエリートコースを辿って来た人なのに、全くエリート臭をまとっていないのも不思議だったが、このご家族にしてこの人ありと納得。

最後の方の国会論戦の場面はさすがだった。やはり政治家の本領はここで発揮されるべきものであって欲しい。国会論戦は最高のエンターテイメントのひとつであって欲しい。その意味でも、慶応の井出教授の応援演説は強い言葉の力を持った素晴らしいものだった。井出先生が政治家になれば?と思ったくらいだ。

次は、国会論戦そのものを使って映画を作ったらどうか。
fujiK

fujiKの感想・評価

4.0
映画を見る前に読んだ記事に、
“何事も51対49だが、出てきたものは0対100に見える。政治は勝った51がどれだけ残りの49を背負うかだが、今は勝った51がその51のための政治をしている”という小川淳也の言葉。
そうなんだよね、政治家にはこのバランス感覚を持って欲しい。と同時に、有権者である私たちも同じでありたい。
その為に、自分の言葉を十分に使って話し、想像力を持って話を聞かなくてはならない。政治家には“言葉”が大切だと思うのだが。

何だか見ていて辛くなるドキュメンタリー。もしかしたら、このコロナ禍の経験が、私たちの考え方や行動に今度こそ“変化”をもたらすことになるとしたら。
“兆し”はチラッと。私たちサイドに。
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