へいねつ

セイント・フランシスのへいねつのレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
5.0
誠実さと勇気を持って、自分や他人と向き合ってきた彼女たちは薄氷の上に立っている。
いつでも心無い人やどうしようもないモノ、自分の中にある規範意識にすら、脅かされながら、やっとそこに立っている。
そんな自分を脅かす存在すら、きっと同じく何かに脅かされていることを知りながら。

本当の意味の幸せが何か。
人間関係の正しい形。
答えのない問題へ挑み続けている。

この映画の中では、
そんな彼女たちのあらゆる選択が
とても自然に尊重されていた。

「異なる意見と出会った時に
尊重しあえるという事を示さなければ」
と震えながらでも毅然と伝えるマヤ先輩。
今まで彼女が他者にそう求めても得られなかった、
けれど私は!という
彼女のこれまでの葛藤と決意を
勝手に想像してしまう。

賢くて、勇気があって
かっこいい映画!ヴヴヴ〜!

気合を入れて
さぁがんばるよ!な2人に幸あれ!
私も元気もらった!
へいねつ

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