たいち

まともじゃないのは君も一緒のたいちのレビュー・感想・評価

4.0
清原果耶がカラオケでPUFFYを歌っているのにボケーッとしている成田凌。まともじゃ無さすぎる。あの状況でテンションが上がらないなら、今後の人生で何に感動できるんだ?カラオケでPUFFYを歌う女の子なんて一発で好きになるだろ。この時点でこの映画はフェイクだ!ただ、監督はPUFFYを歌う女の子のありがたみを理解してるからこそ、サビを丸々聴かせてくれたんだろうな……。ありがとう……。

あとユーモアを織り交ぜたハイテンポな口論って、台本の存在がチラついて冷めるんだよな。その場で頭をフル回転させて飛び出た言葉だからこそ、観ている側も熱くなる訳じゃん。同じ理由で、平場のときのミキは好きでも漫才のときのミキはあまり好きじゃない。

てか、ぶっちゃけコレって成田凌じゃなかったら成立しないでしょ。顔が良いからかろうじて人が集まってくるだけで、相当キツイよ。誰も興味の無い数学の話を無理やりぶっ込んでくるあたり、マジで最悪……。ただ、この手の人って「友達なんていらない!自分の時間が最高!」って感じだと思ってたんだけど、内心は「普通になりたい!友達がほしい!」と思ってる場合もあるということが分かって良かった。胸中を告白するシーンで一気に成田凌のことが可愛く見えた。

と言いつつも、なんやかんや楽しめたのでそこそこ高い点数を付けるというお決まりのパターンです🎶
たいち

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