非常に自分の中での感想が難しい。
感想としては予定調和にご都合主義で非常につまらなかった。筆舌に尽くし難い退屈映画。天井の木目を目線で追っているような。
ただ一つだけ教訓とも言えるような印象的なシーンがあって。日頃の会話ややる事なす事全てに“意味”を求めてしまう成田凌演じる予備校の数学講師。これまで必要としてきた“意味”を全く気にならない程何気ない日常や時間を純粋に楽しめる相手に出会えた、と告白するシーン。そんな事を思いたいと心底羨望の目で見てしまった。
惰性で400pくらい読み進めたけれども一節だけ蛍光ペンで線を引いた小説。みたいな
「普通じゃない」、「変わっている」なんて言うけれども、じゃあ普通の状態とはどんな状態?普通の人ってどんな人?