Unashamed

最後にして最初の人類のUnashamedのレビュー・感想・評価

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)
5.0
なんというか、自分自身がいかに短息的な生き方してるなと思った。もっと壮大な大河の様な現世に生きて、ある種時間の流れはもっと緩やかで穏やかなはずなのに人の情動に流されて、ある意味人の短期スパンの思念の結晶のようなソーシャルメディアに振り回され、ある種の中毒状態に近いことに気付かされた。
不明確なテーマ、というかある意味使い古された警鐘で、もうそこには意味さえももたないというか残った言葉のカケラと人の建造物との己の対話が求められる。
自省させられる、というか即物的な世界から一気に引き剥がされる強力なカウンセリングのような作品でした。
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