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サイモン・バーチのjiminyCのレビュー・感想・評価

サイモン・バーチ(1998年製作の映画)
3.5
【「僕は神様の計画」、自分の生に意義をもつ】

ジョンには、サイモン·バーチという
他の子とは違う"個性"をもつ友達がいる。
サイモンの両親は彼を遠ざけるが、
ジョンとその母は家族のように想い、共に過ごしてきた。
サイモンはよく「みんなに神様の計画がある。僕の容姿も神様の意図がある。英雄になるんだ。」と話していた。
そんなふたりが12歳で迎えた冬、それは起こった…。

ジョーのお母さんのように、
聡明な方って本当に素敵で、憧れます。
きっと愛が深い方なんだろうな。
サイモンはジョーの家族がいて、共に過ごして、
幸せだったんじゃないだろうな。

作中、風がよく吹きます。
ジョーとサイモンが遊び場に向かうとき、ぼろ橋に
「1年、神の祝福を」と言って橋の下を駆け抜けます。
そうすると、木々の鮮やかな葉か風に毎回揺られます。
なんだか、ジョーとサイモンのことを天が見守ってるような演出が好きです。

冒頭、大人になったジョンの役に
ジム·キャリーが配役されていて、原作の著者さんの映画には好きな役者さんがでてくれております♪

また観たい、温まる映画。
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