つち

リトル・ガールのつちのレビュー・感想・評価

リトル・ガール(2020年製作の映画)
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いつでも身近に起きうる困難だよね、生まれた時の性別と自認する性別が異なる理由はわかってないし
ここに出てくるサシャの家族が一丸となってサシャをサポートしていて良かった。
サシャとお母さんがカウンセリングを受けた時、子どもは自分の困難な状況が母を苦しめてるかもしれないと敏感に感じ取っていて、辛くないよう振る舞っていると感じて辛くなった😞
そしてこの現代においても学校がトランスジェンダーや個人個人の生き方を認めてなかったのかと少し驚いた。最近は多様性を認めようとする意識が高まっているように感じてたから、こういう問題は減っているだろうと漠然と思っていたけど、全然そんなことないんだって感じた。当事者が声を上げないと制度が変わらないことって問題だよな…
結局声を上げた時に学校は体制を変えてサポートすることを認めたけど、個人経営(?)の習い事で国籍が違って考え方が全く違う人は理解しようとする段階にまだいないんだと思った。
カウンセリングの先生が理解がない人や悪口を言う人に打つ手はないと言っていて、どうにもできないのかなとモヤモヤした☹️
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