まず、両親が理解者でよかった。信頼できる専門家と出会えてよかった。
最初ドキュメンタリーだと知らず、なんて可愛い子役だろうって思った。
今でこそネット情報で「いろんなひとがいること」を理解しているつもりになっているけれど、身近に当事者がいないと、どう接していいのか戸惑う。
「知ること」が大事。いつ自分が何かの当事者になるかわからない。映像には伝えるチカラがあるから、発信してくれてありがたい。
誰かが特別だと、その兄弟はまた違う悩みを抱えがちだけれど、サシャのご両親はオープンに話しをするから、みんながすごくいい関係。(もちろんそれぞれにいろんな葛藤があるだろうけれど)。
冒頭「子供に生まれつき何かあると母親は罪悪感にさいなまれる」で、わかるーって泣きそうになった。些細なことでも自分を責めちゃう。
子育ては何人育てても全てが手探り。教育のプロなはずの学校が保守的で当てにならないことがあるのは日本だけじゃないんだなって思った。
都心はともかく田舎は世界中どこも同じかも。
違和感がありながら誰にも伝えられず悩んでいるひと、伝えたことで余計に傷ついているひともたくさんいるらしい。
誰もが当たり前な日常が送れる社会にしなきゃね。