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僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46のnanacoのレビュー・感想・評価

4.5

ダークナイトのヒースレジャー、役にのめり込みすぎて亡くなったって話思い出した
欅ちゃんはアイドルというよりパフォーマーで、激しいダンスも世界観の表現もほかのアイドルとはだいぶ違ってて、
その中でもセンターの平手ちゃんは圧倒的で、憑依型の表現する子で、まじでヒースレジャーだった、入りたてと脱退の時でまったくの別人になっててサイコ映画観てるのかと思った

ボロボロの平手ちゃんはみてられないくらい憔悴しきってて、特に東京ドームの不協和音は変な鳥肌がたった、もうやめてあげてって思って涙が止まらなかった
誰が悪いとかじゃなくて、自身が憑依型の表現をするからこそっていうのもあるし、スタッフ、ファン、楽曲、まわりのすべての重圧が1人の女の子にかかってしまってたんだな

でもやっぱり平手ちゃんセンターの欅坂をライブで見ることなく終わってしまったのはけっこうな後悔、それくらい魅力的、有給つかってライブ行けばよかった

平手ちゃんが休むってなった時の混乱は、桐島部活やめるってよ、そのもの
AKBはセンターに立ちたくてがんばるけど、欅は誰も立ちたがらない、先頭にいる平手ちゃんについていきたいって子がほとんどだから
でもその中で覚醒したみいちゃんすごかったな

あと、映画にはなかったけど2年前のクリスマス頃のMステの鈴本センターのアンビバレント最強にすき!
ちっちゃい体でバリバリ踊ってて存在感あって、未だにYouTubeでみてる

2期もすごい子たくさんで、櫻坂のパフォーマンス楽しみだなあ
森田ひかるちゃんはもちろんだけど、平手ちゃんの空気感と眼力受け継いでる天ちゃんも、普段ほわほわなのにダンスになると人が変わる夏鈴ちゃんのセンターもたのしみ

これほんとにほんとに観たくて、劇場のホームページに3回もメール送っちゃったよね
上映してくれたフォーラム八戸さん、ありがとうございました

欅坂の最初から最後まで、映画館のスクリーンと音響でみれてとても幸せだった
もう過去のものかもしれないけどアイドル史の中で確実な存在感があることはたしかで、この時代に欅ちゃん好きになれてよかった〜
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