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大怪獣のあとしまつのkazushiのレビュー・感想・評価

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
3.0
予告編でなんとなくおもしろそうと思って観てみたけど、想像してた感じとは違った。
思ってたより政治的側面が強いというか、まぁそこがリアルではあるんだけど想像してたのがもっと怪獣処理自体に対する難しさだったり、怪獣処理の裏の視点的なものだと思ってただけに少し物足りなさは感じた。
全体を見ても複雑な人間関係だったり、政治的要素、漫画的世界観、加えてちょくちょくのコメディ要素、一応なんとなくの根拠付けはあるんだけど、どれも詰めが甘いというかちょくちょくフワッとしてて、要素も多いが故に全部中途半端に深く踏み込んでるから、のめり込めなかった。
終わり方も個人的には微妙だった。

もちろん、おもしろくないということはないと思うし、ある程度楽しめたけど、正直引き込まれなかったし、本軸が曖昧で満足感はあまりなかった。
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