みんな知ってる○○のトホホな裏話!?みたいな話しか映画にできないと思ってる映画会社の思惑とシンのつく巨大不明映画への批判精神が奇跡的な利害一致で生み出された怪獣映画史上最高飛距離のホームラン。平成ゴジラのパロディでもあり、悪い意味でマジメちゃんな東宝がやるより確実に面白い。
つまりさ、シン・ウルトラマンというのはウルトラマンを現代に復活させるには…とかたいそうなことごにょごにょ言っておきながら結局のところみんながみんなソフビを売るための怪獣プロレスしか期待してないわけで、そのごにょごにょを本気でやろうとしたら一番邪魔なのは他でもないウルトラマン自身だってまあそう言うことですよね。
他社の同ジャンルにぶつけてくるっていうのも往年の映画ビジネスっぽくてアツいぞ。
作劇は熱海の捜査官そのままでした。