感想書かない間にsnsで悪い意味で話題になっていてびっくりしました。
本作ですが、普通に面白くないぐらいでめちゃくちゃ酷いという程の作品ではないです。
個人的には眠たくなるレベルの退屈さはなかったですし、話はまあわかる、極々たまにですが笑えるところもあるので最底辺ではない印象。
基本は監督の好きな作品のパロディをやりたいだけの作品という印象なので、どちらかと言うとこの脚本でよくこんなに予算取れたなというところにびっくり。
演出では基本ギャグの世界に変なシリアス(演技ぽい演技なのでわざとだと思う)を入れてフィクション感を上げてるのがなんかこれはシリアス含めてギャグですよと言ってるようでした。
個人的には、総理と環境大臣と国務大臣で成り立っているような映画でした。この3人は良かった。
個人的に好感度が良いのは安易に怪獣を原発とリンクさせないような意図があったことと、現実批判に安易に繋がるようにしてないところですね。
批評性はあれど基本ギャグで純度を下げているので現実とのギャップでの不快感はなかったかな。
現実との繋がりが薄なるように選んだため、ギャグも下ネタばかりだったのかな？
正直下ネタばかりで飽きるけど、そこまで不快ではなかった。
総評としては、作品規模の割には面白くないけど突き抜けてダメというほどではない作品でした。
観たかったのはまじめな怪獣死体処理だったのは同意しますけどね。
