わいくんん

大怪獣のあとしまつのわいくんんのレビュー・感想・評価

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
1.5
なにこれ。
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンが日本の特撮レベルを数段上げてくれたという期待感の中、この作品に寄せる観客の期待は、「死んだ怪獣に関して、SF的にどのようなリアリティを持って処理していくのか、その過程と結末」にあったと思う。特にプロモーション(劇場の特報しか観てないが)でこの作品がコメディ要素のある作品であると言及していた記憶がない。コメディ映画は個人的に好き嫌いが最も分かれる分野だと思っているので、前述の期待を持ってこの作品を劇場に見に行ってしまった人たちに同情をしてしまう。また、コメディ映画だとしても、似たようなコンセプトのドント・ルック・アップに比べると、天と地、小学生と大人のようなレベルの違いを感じてしまう。これは邦画だから、とか、ハリウッドだから、とか、そういった話ではなくて…。コメディをウリにしているのであれば、もう少し時代に合わせるとか、マーケティングの甘さとか、もっと勉強が必要だと思います。
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