ぱん

望みのぱんのレビュー・感想・評価

望み(2020年製作の映画)
4.0
「加害者ではないと信じる父親」と、「加害者でもいいから生きて戻ってきて欲しい母親」
どちらもたしかに子どもに対する愛情だし、苦しくて、せつない…!

「母親のあの『望みはまだある』はどちらの意味なんだろう。」と思いながら、そして「自分の子どもが事件に巻き込まれたとしたらどう思うのだろう」と考えながらラストを見た。
わたしにとっては、思っていた通りの結末だったから大どんでん返しのようなことはないけど、ただただ両親の息子への愛情を感じる素敵な映画だと思った。

結末がわかってからの10分?は少し間延び感があってあまりいらないかもなー、と思いつつも、
そのままエンドロールをみてみると堤幸彦監督で、やっぱわたしこの人の作品好きだ…!ってなった◎
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