のせ

望みののせのレビュー・感想・評価

望み(2020年製作の映画)
4.0
設定としてはどちらに転んでも辛い事実のものとなっているけど、見終わった後の感想としては想像していたよりも重くなかったなという感じ

自分が親じゃないからなのか

演技は素晴らしくてハラハラはしたが、まとめ方は裏切りなどなく、まあそうだよねな締め方、大どんでん返しを望んでいたわけではもちろんないが、もうひと展開あってもよかったのでは

この家族は本当に頭がいいと言うか冷静な人たちなんだなと感じた、お母さんはもっとヒスになってる可能性もあるし、お父さんもかなり自分を抑えられてる

特にお父さんは、ぶちぎれるかなってところでも耐えてて、子育ても個人的にはかなり良さそうと感じたし、素晴らしい人格者

大きい自邸の横にアトリエがあって商売も上々そう、ただ個室とリビングの声の届くと言った建築家の好きそうなモデルハウスを作るときは家族の中に犯罪者が出ることも考慮して設計しないといけないのかもしれない

個人的にはお父さんと妹の言い分の方がスッと入った、家族であっても他人だし、他人のために自分が犠牲になるのはやはり違うのではないかと思ってしまう
のせ

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