アメリカってすごいわ。アメリカの映画が一番面白いです。アメリカ自体も面白い。
地球滅亡のニュースがセレブの破局のスクープにカブる。NASAが彗星を爆破しようと企てるも悪いジェフベゾスに揉み消され、代わりに杜撰な作りのレアメタル採掘ロケットが打ち上がる。彗星の存在を信じるか否か、#look up／#don't look upのスローガンが左派右派で大流行り、俗世離れしていた博士も政治活動に力を注ぎ始め、集会にアリアナグランデも来る。
アメリカという国のメディア、消費、政治のあり方が露悪的に描かれており笑える。アメリカの派手な政治集会の映像ってなんか好きなんだよな、は？と思いつつあの熱量にドキドキしてしまう。
現代社会の気の滅入る複雑さや不自然さを思うと同時に、本当にこういう事態があり得るんじゃないかと感じさせられ、でもラストの食事のシーンや祈りの言葉で、別に愚かでもいいかなーともなった。しょうがないため。
修士号三つ取っておきながらあの感じで生きてるキャスターが強くて好きだった。
オープニングのアガり方もよかった。
モサい博士のディカプリオ、ツイ…Xでレスバトルをするディカプリオ等が見られるのでおすすめ。
