タイトルで内容はわかってしまうんだけど、ヴァンサン・カッセルが出てるので観てみた。
マリクが運営する「寄港」で教育された若者が、ブリュノが運営する自閉症の青少年を支援する団体「正義の声」で働くという構図。寄港で教育を受けるのはドロップアウトした若者たち。
朝から晩まで子供たちのために走り回るブリュノ。自分の時間なんてないに等しい。子供のためだけではなく時には親の心のケアまで。本当に愛情深く真摯に向き合っていて、こういう方々がいるということに頭が下がる思い。
あの調査員たち、彼らもそれが仕事なのはわかるけど、ブリュノやマリクの功績よりも問題点ばかりつついて代替案すら用意せず…。じゃあ正義の声が閉鎖されたらどうなる?
ラストは泣けた~。あたたかい。特に駅でジョセフの帰りを皆で待つところ。ジョセフ、あと少しの辛抱だったのに(笑)
同監督の『最強のふたり』実はまだ観たことない。観なくては!