2021年289本目
本当は来週観に行く予定だったけど
皆さんの高評価レビューを読んだら
居ても立っても居られず…観ました🙌
ずっと怒り狂っている古田新太
こういうやみくもに怒鳴り散らす人は
いちばん苦手なタイプ😅
だけど、どうしようもない気持ち
誰かのせいにしないと自分が生きて
いられないぐらいの苦しさ
痛々しいほど伝わってくる
辛い事や苦しい事があるとどうしても
誰かのせいにしたくなるし
人間ってそういうものだと思う
この監督は人間のそういった部分を
描くのがとても上手いと思う
自分たちが責められるのが嫌で
他人に押し付けようとする学校の体質
面白おかしく編集し報道するマスコミ
この事件のシチュエーションは
決して特別ではなく誰にでも起き得る
ところがまたリアルで恐ろしい💦
父親、店長、車を運転していた女性
その女性の母親
どの立場になったとしても苦しくて辛い
誰が被害者で誰が加害者なのか
白黒ハッキリつけられない事の
どこで折り合いをつけるのか
前に観た"レールズ&タイズ"に出てきた
白か黒じゃない人生は灰色でいっぱい
というセリフを思い出した
古田新太や松坂桃李など主役はもちろん
藤原季節、片岡礼子さんや寺島しのぶ
脇役のキャストも素晴らしい👏
寺島しのぶさんみたいなタイプの人
結構よく居るけど苦手w
これは間違いなく傑作だと思います
観て良かった！
