スーパーの店長が万引きした中学生を追いかけていたら、車に轢かれて事故死してしまうところから物語が始まる。
この事故に関係した人達の葛藤がリアルに描かれていた。
・被害者を理解していなかった毒親
・被害者を追いかけた事に対して罪悪感を持ちながらもボンヤリとしているスーパー店長
・交通事故を起こしてしまった加害者
・曖昧な学校の対応
・面白おかしく報道するメディア
・ネットでの炎上
・善意押し付けオバサン
等々、それぞれの思惑が絶妙に噛み合わなくて段々泥沼化していく様がもうね、、、
ずっと暗い雰囲気なのに、劇中はほぼ快晴の青空だったのが対象的で何とも言えない気持ちになった。
後半の親視点は泣けるし、人を赦すという事の難しさがわかる作品だった。
あと、被害者中学生が轢かれる所がリアル過ぎるんでそういうの苦手な人は目を瞑っていよう