万引きをした少女を追いかけ、事故に合わせてしまったスーパーの店長とその少女の父親の心情を描いた作品。
この作品は全員の演技が上手くて、より一層話に共感できるような作りになっていた。この話はいつ自分が当事者になるか分からない話なので、共感できる作りになっている事がとても重要な要素だと感じた。
またストーリー面では終始重苦しい雰囲気が続いていく中で、一時垣間見える希望がとても明るくて、些細な出来事だったりするけれど、自分はうるっと来るくらい感動した。
良くない出来事だらけだったけど、人生それだけじゃないというメッセージ性を感じた。
この映画は邦画独特のじめっとした重苦しい雰囲気がとても合っていて、それでいて感動もできる素晴らしい映画だった。
