一言で言えばとにかく重い。
この映画が重苦しくて突き刺さる感じが
しない人って、本当にいい人か
本当に悪い人のどちらかなのかも。
普通の人には、誰しも心当たりの
ある描写が直接・間接的にあるはず。
いいことにしろ、悪いことにしろ
その行為が善であったか悪であったか
決められるのは、当事者だけだと
突きつけられるような作品だった。
第三者からみてどれだけ
悪に見えても、実際は違うこともあるし
その逆も然りなんだと思う。
私の目に一番人間らしく映ったのは
先生だったかな…
もう遅くても、何にもならなくても
自分のしてきたことを悔いることが
できるのってそんなに簡単じゃない気がする
終わり方はすっきりしない。
でもそれもひっくるめての名作なのかも。
1番の悪は私刑を良しとする
今の世間の雰囲気なんだろうか…