haruiro

青くて痛くて脆いのharuiroのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
4.0
傷付くのが嫌で人付き合いが苦手な大学生の主人公が、周りから浮いている少し変わった天真爛漫な女の子と、世界を変えようと「モアイ」というサークルを作る…!

前半は青春映画、…からのサスペンス。…いや、やっぱり青春映画?

観終わってみると題名がピッタリ。最後辺りは拗らせすぎて痛くて目を背けてしまいたくなった !どっちも悪くないと思うけど…どっちもちゃんと話せばわかってたんだろうな~…


予告で大体のネタバレをくらってしまったから、展開には何も驚きはしなかったけれど、
映画の雰囲気を途中でガラリと変えてしまったり、登場人物の印象までもが途中で変わってしまう所がお見事だなぁ~と👏✨!!



人付き合い苦手な私は吉沢亮くんの気持ちに共感しまくりだった。
ちょっとの勇気でいいのよ!そうだ、そうなのだ!

結構人との距離感、とか、そういうのもテーマになってて(多分)、わかりまくりよ。
後輩との敬語の使い方とか微妙な距離感とか。
柄本佑さんのセリフとか。「人はみんな間に合わせで付き合ってる、でもその時は必要とされたんだから良いじゃない」…みたいなセリフは本当に心に刺さった…!
haruiro

haruiro