ここ最近、話題になっていたのだが
タイミングが合わず見逃していた所
ディレクターズカット版が放映との事で
そちらを観に行くことにした。
感想としては、
この監督は、宗教を題材とした映画を
撮り、表現することが上手だなと思ったし、
映画の世界観、映像美にも魅せられた。
映画のストーリーや結末は
最初の絵から表されているし、
所々に暗示する絵などの表現があるので、
勘が鋭い人や
考えながら映画を観ている人にとっては、
少々、インパクトには欠けると思う。
だが、映画内の薬物使用時の表現や
草花の美しさ、白夜だからこその
美しさと恐ろしさは見入ってしまった。
映画に登場するルーン文字は
現実にある文字なので気になった方は
調べてみた後、
もう一度観ても面白いかもしれない。
劇中には、"オズの魔法使い"などの
様々なオマージュもあるので
考察しながら観るには
十分に面白いと思う。
映画館に何度も足を運べない方は
DVD/Blu-ray/デジタル配信が出た際には
購入、レンタル等して観てみてほしい。