ララムラ

街の灯のララムラのレビュー・感想・評価

街の灯(1931年製作の映画)
4.5
チャップリン初作品がこれで良かったかどうか分からないくらい、泣けてしまった。

目の見えない女性についた小さな嘘から始まる淡い恋とドタバタコメディ。

とにかくくるくる回る手足の動作が完璧。ボクシングのシーンは手を叩いて笑ってしまった。

けれど後半の緊迫した状況は、ギャグを交えながらもハラハラしてしまう。

最後の you? という問いかけに対する、チャップリンのはにかみ!
胸がギュッとなってしまうような純粋さとひたむきさに、心躍らされた。

今の映画だったら2人はすれ違いのまま切ない恋としてエンディングを迎えそう。
私はやっぱりどうしたってハッピーエンドが好きだ!
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