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Swallow/スワロウのpotatoのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
4.7
自分的すごい刺さる作品
あえて男、女の表現で感想書きたい

作中、男がオスとして描かれてる場面が多々ある
男の本当に気持ち悪くて、上から目線で、合理的で、権力主義等な部分がとにかく最低
そう伝わるような演出、役者の演技などなどが最高

女も完全に全員が味方ってわけじゃなくて、1人完全にルール違反してる人物がいて、現実やとこの人終わってるって思った

息苦しい、そもそもの根底にある価値観が違う
そういう人に上から押さえつけられて、物質的な豊かさだけを与えられても、、、

いくつかある人間の変化を描いたところも見どころ
考え方や視点、その変化や獲得によって生まれる、それまでその人になかった行動の選択肢
それによって生まれる新しい可能性、みたいな

トラウマ克服の根本的な解決の手段をヤケクソ気味ながら、逃げずに行う主人公
主人公の最後のやり取り、自分の聞きたいこと、絶対に相手の口から言わせたい事を強気に迫るところ、感動した

何度も繰り返し見たいわけじゃないけど、刺さる人には刺さる傑作だと思う
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