邪悪なE.T.！
否、P.G.!
この映画めちゃくちゃ面白かった。
この夏一番かなぁ！
ナンセンスギャグに始終笑顔でいられたし、ジュブナイル的な要素も大好物だ。
ギャグコメディとしては秀逸で、細かい所で笑わせてくれる。
この手の映画にありがちな下ネタに走っていない点が本当に共感がもてる。
そして、何よりもストーリーが魅力的だ。
性格極悪少女に残虐宇宙人が嫌々従うとかおもしろいこと間違いない！
だって、惑星を滅ぼすような奴が犬の散歩やらされているんだぜ！？子供のイタズラの手伝いをさせられてるんだぜ！？
残虐宇宙人以上に性格がイカれている人間側が素晴らしい！特にミミのキャラクター性はずば抜けている。
何事も自分優先で清々しいまでの支配者気質の8歳。それでいて憎たらしくない絶妙なバランス。
特撮についても監督の愛溢れる作りになっていて、日本人としては馴染み深い。それにグロテスクさを融合していて新しい特撮の形を表現している。
最後に。
サイコゴアマンは愛をみつけたと言っていたけど、違うよ。あんなの愛じゃないよ…。
