このレビューはネタバレを含みます
今回も面白かった。
今回の監督・脚本は、原作者 #川上亮 監督
運営側の一人 正宗(#小越勇輝)はゲーム参加者にかつて家庭教師した元教え子の夏目柚月(#桃果)がいることを知り助けたいと考える。
運営仲間の琥太郎(#中島健)にその事を打ち明け知恵を借り、運営の立場でありながら柚月を命がけで助けようとするが…
果たして、正宗は柚月を生き残らさせることが出来るのか…
そして、ゲームの結末は…
今までのこのシリーズと違いヒロイン以外の役職も序盤で分かる。
そのため、駆け引きの心情が読み取れるが、それでも行動や発言に違和感が。
しかし、その理由はラストまでみると分かってくる。
このシリーズの特徴だが、結果を知っていた方がより楽しめる作品となっていました。
原作者が監督のためなのか、運営側がメインの話だったためか、ゲーム参加者のキャラの掘り下げは不十分でモヤモヤが。
しかし、このシリーズを追う毎に新ネタが加わって面白くなっていく。
前作から運営側についても片鱗を見せていたが今回はそこにターゲットを当てるとは。
運営側監視人
正宗(#小越勇輝)
琥太郎(#中島健)
鬼頭(#ウチクリ内倉)
姫菜(#花柳のぞみ)
くるみ(#坂ノ上茜)
ゲーム参加者
夏目柚月(#桃果)
佐竹澪(#朝倉ふゆな)
一ノ瀬悠輝(#福崎那由他)
滝快斗(#三山凌輝)
橋爪颯真(#森本直輝)
早坂亜由武(#黒沢進乃介)
天野すみれ(#森山晃帆)
秦小春(#星れいら)
末吉萌々香(#山之内すず)
若手俳優の登竜門的シリーズになっていますが、今作出演者たちも今後いろいろ作品で見られそうな予感。
舞台挨拶にて、
監督曰く、
オーディションの際に、既に人気者の山之内すずが参加していたため、プロデューサーから出来れば採って欲しいとの要望があったそうですが、逆に監督はそういった人を採りたくない方向で審査していたとのこと。
しかし、萌々香のイメージが山之内さんの雰囲気と重なったとのこと。忖度なし。
作中でもいい表情をされていましたので、山之内さんの今後の女優としての活躍も楽しみです。
このシリーズ
映画でハラハラ感を楽しみ、
小説で心理描写を更に深め、
そして、再度映画を観に行くというパターンで楽しんでいます。
次回作も楽しみだなあ。