哀れなるやまもんはおそれている

写真の女の哀れなるやまもんはおそれているのレビュー・感想・評価

写真の女(2020年製作の映画)
4.2
人が他者と関わり合うことで確認できる存在意義、享受できる幸せ、そして危険性、そんなテーマがそんなにぱっとしないけど妙に面白いシンプルな設定の中で描かれる
メイン3人とも味があって、それぞれに葛藤と解放がある

ASMR映画なので咀嚼音とか苦手な人は要注意⚠️笑

主人公がほぼ言葉を発しなかったり、音や声が強調されてたりと実験的でシュールな演出がインディペンデント感あって好き
後半は園子温を彷彿とさせる狂気
タイトルがバーンと出るところとか血糊をかぶったりするところはまんま園子温だった笑