多くのものを奪われた人はこんなにも心を変えてしまうのか。
震災という抗うことの出来ない天災を受けて、多くのものを奪っていくところから映画が始まり、それでも生き残った人を違う形で飲み込んでいってしまう「大地震」。本当に怖いものでした。
今まで表面的なところしかこの大地震を見れていなかったので、本当の怖さに触れることが出来ました。
そして、震災後になり、生活保護法というのをこの角度から考えたことがなかったので、この制度の重要性や、それを必要としている人たちというのをこの映画を通して初めて触れることが出来ました。
生活保護は、「護るため」のものでした。
序盤の方のところで、大人幹ちゃんが円山さんと発覚するまで、時代の入れ替わりのところが、分かりづらかったところがあるので、そこは集中力でなんとかしてください。