森の奥でトリュフブタと暮らすロブ(ニコラス・ケイジ)。収穫した貴重なトリュフを取引相手であるアミール(アレックス・ウルフ)に売ることで生計を立てていた。ある日、トリュフブタが襲撃により連れ去られてしまう。愛するブタを奪い返すために犯人を追う話𓃟⋆⋆
「俺のブタをかえせ」
ジャケットには慟哭のリベンジスリラーとあるから壮絶な復讐劇を想像してたが全然違た🤪アクションを期待すると肩透かしを喰らいます。
ロブは怒りを爆発させるなんてことはなく静かにポートランドの街へとアミールと共にブタ探しに向かう。ブタの為に容赦ない復讐は今の時代には合わないのか。かつてジョン・ウィックは犬の為に壮絶な復讐を遂げたけど。
しかしどういう訳かどんどん血まみれの姿へと変化していくではないか🩸笑
ちょっとおデブになってるものの静かなる男ニコラス・ケイジ。渋すぎるぜよww髭も好み♡
抑えた演技が映画の雰囲気ともマッチして謎めいた男を演出している。
ブタを探すうちにロブの過去、正体が明らかとなって行く展開。
そう!この映画 犯人探しがメインではなかったのだ。
昔の知人達との再会を果たし、過去と向き合うことでロブという人物が浮き彫りになっていく。セリフや説明は少なく想像させる余白があるのも良い✨
物語も3パートに分かれていて、全てのタイトルが料理にまつわるってのがオサレ🍴
Part3においては優しい音楽と食事とで心がほっこり温まる気分☺️彼の人柄が出てて良かった。
最後はちょっと涙すら出そうになる静かで優しく愛に溢れた重厚なヒューマンドラマだった𓃟⋆⋆