サスペンスとかスリラーとかいうジャンル分けが本当に的外れというか、こんなミスリードなことがあるのかというくらいの作品だった。
そういうのを期待して観た人はめちゃくちゃ肩透かしを喰らうと思う。
ただ、これは配給側の問題かというと、どっちかというと作品自体が明らかに復讐に進むと見せかけた上で、愛のお話しにしている。
このタイトルで「人生……」となるとは思わなかったけど、普通じゃない映画でいいなぁとシンプルに思った。
(ラストの時間、あれが哀しくもとても幸せな時間なのかもしれないと思ったり、一番虚しい時間なのかもしれなかったり)