Tygaさんの映画レビュー・感想・評価

Tyga

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ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

3.0

カラフルでものに溢れているセットで繰り広げられる寂しい女性の崩壊。
スタジオの中であんなに火を使って大丈夫?

愛着を惜しげもなく表出するのは犬。人間はモノを買ってモノにあたって発散しようとする(出来
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

4.1

血か愛着か、ではなく血も愛着も、の映画だったと思う。もっと言えば「自分も子どもも」の映画であったと思う。

最近、特にアジア圏だと思うが取り違えの物語は結構あるイメージで、父が見ている韓ドラではしょっ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

ヨーロッパ戦線にも咲く桜。
超巨大ネズミ。
ひとつひとつの壕がそれぞれに全然違うつくりをしていて、ちゃんとたどり着いた感があるのがいいなと思った。

ワンカット風で進む没入感たっぷりの映像のせいで、も
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.2

無垢なうさぎ🐇

前半から中盤にかけての不気味な無気力症候群の人たちと、2人の出会いから徐々に謎が深まりつつ、解けていく描写は見事だと思った。
特に病院に行った南沙良が病室で決定的なものを見つけるシー
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長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.2

「おばあちゃんお休み」「おばちゃんだよ!」
飯田蝶子の顔芸が冴えてる。絶妙に憎めない睨み顔。

街から街の移動なのに間に一回荒野が挟まり、心の距離が少しずつ縮まる。人は何か役割を求めてしまうものなのか
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.2

深く映画の中に入り込んでいた矢先に二度の腹痛に見舞われ、トイレに立ちここが東京みたいな満員の劇場じゃなくてよかったと思いながらうずくまりつつフィナーレを迎えた。帰ってきたら探し人が見つかっていたので、>>続きを読む

いのちの食べかた(2005年製作の映画)

4.0

魚がチューブの中を通っている画のために西日を上手く取り入れて撮ってるのすごいと思った。プロフェッショナルな画作りだ。

冒頭でひよこが高速で仕分けされていくんだけど、意外とみんな元気そうですごいなあと
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.7

なんか言語化すると大した感想は出ないんだけど、言葉にしなくても何となく一緒に住むなら彼だよなってなる瞬間がわかるのが良い。
ところどころ脚フェチ向けのショットがある。山本ないるさんの脚がめっちゃ長い。
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.7

なんか思ったよりも軽い気持ちで見て大丈夫な作品だった。まあ、確かに色々な愛の形はあるだろうし、そんなにあれこれ他人が口出しするようなものでもないのかもしれない。みたいなお話だった。だからと言って古本屋>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.9

心配ないからね君の勇気が
誰かにとどく明日はきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ必ず最後に愛は勝つ
信じることさ必ず最後に愛は勝つ
(KAN/愛は勝つ)

Good Choice!
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

2.4

みんなでオンラインこっくりさんをする話。
インターネット回線の接続とか背景の設定とか顔のフィルターとかでうまく間を持たせている。
幽霊はサイバースペースを超えるし、念もWi-Fiで繋がる。
多分、本筋
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逃げた女(2019年製作の映画)

3.9

ソウル市内で場所を移動して3人の友達とおそらく結構昔の恋人とも会っちゃって会話するキムミニを映したというそれだけの映画なのになんでこんなに面白いし、考えがいのある作品になってんのか。シンプルに好き。>>続きを読む

(2022年製作の映画)

3.5

ロマンポルノにしては大人しい作品だったなという印象だけど、まあ「手」の映画だったし、会ってる人によって、ちゃんと福永さんがちょっとずつ表情が違うのすごいと思った。

奇を衒っているつもりは無くても平等
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恋は光(2022年製作の映画)

4.1

恋とは誰しもが語れるが、誰しもが正しく語れないものであるー。

まあどう転んでも西条先生うらやましいの感情が全てを上回ってしまうということは置いといて、途中、シスターフッド味が急に出てくるの面白いなと
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気のいい女たち(1960年製作の映画)

3.7

ずっと本当に「気のいい女たち」という感じの映画でそういう都会の享楽的な生き方をする女子4人(これが4者4様でうまく書き分けられている)のお話かと思ったら裏切られた。
ラスト、ミラーボールが回り、フラン
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快楽殿の創造(1954年製作の映画)

-

大学の時訪れた熱海の秘宝館で感じた極彩色の性の世界を、アートに昇華したらこんな感じになるんではないかと思った。

曼荼羅みたいだけど、ただ単純に地獄の業火に焼かれているような気分にもなる。
よくわから
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人造の水(1953年製作の映画)

-

噴水、川に流れる水はその場に常にあるようで常に動き続けている。
刹那にしかないその形を追い求めるのだけれど、実体は掴めない。
ドレスの女性も最後まで掴めない。

キートンの結婚狂(1929年製作の映画)

3.5

前半の劇パートは結構すべってたような気もするが、船に2人で残されたところからが面白かった。他をそんな簡単に倒せるのかい?というツッコミどころはあったが、ラスト10分の大立ち回りがすごい。
ただ、全体と
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恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2020年製作の映画)

-

目下、恐竜や動物にどハマりしている。映画というよりは映像コンテンツという体なので、投稿するか迷ったけど備忘録として。

もふもふ+カラフルな新しい恐竜像に鳥の先祖の姿が重なりすぎる。
幼き頃に知ってい
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ラビッツ・ムーン(1950年製作の映画)

-

満月に向かって手を伸ばす。夜、月に憧れ月の眩しさに恋い焦がれる。どうせ叶わぬと卑屈になる。
ただ月の眩しさをものともしない男に嫉妬しつつ。その男の存在が何であったかは最後に明かされる。

月の影をウサ
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花火(1947年製作の映画)

-

マジックランタンサイクルがU-NEXTに来てたので見始めたのだけれど、明らかに一気に見るタイプの作品じゃなかった。小分けにして見るか。

恋愛という生やさしいものではない明らかな性的衝動。(しかも同性
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ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.7

ユル・ブリンナーが最初から最後まで表情という表情を無くしていて、不気味だった。
「荒野の7人」より前にこれを見てしまったため、他の作品の彼もアンドロイドに見えてしまいそう。

最後の30分くらいにため
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荒武者キートン/キートンの激流危機一髪!(1923年製作の映画)

4.0

非常に殺伐とした導入部分でしかもキートン出ないしどうしたと思った。
あのペダルのない自転車漕いでる人初めて観たかも。蒸気機関車が遅すぎるし、スイッチングミスると坂道で客車の方が速くなる。
若干地味な前
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キートンのハイ・サイン(1921年製作の映画)

-

トンチキ団のポーズが馬鹿っぽくてよい。
序盤は若干何やってるかわからなかった部分もあったが、後半の忍者からくり屋敷のパートが面白すぎる。
でっかい男いくらなんでもデカすぎる。

巨大な新聞紙。あれなら
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悪太郎(1921年製作の映画)

-

エレベーターがスポーンのやつで覚えておこう。
壁一面に書かれたキートンの顔の前にいるバスターキートンという画がすごい良い。

階数表示いじるだけで高速で来るの面白い。あの電話は内線?外線?

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

これそういうエンディングだったのか。最初は記憶を失った主人公が人生の色々を追体験していくことで、ゆっくり日常を再生していく雰囲気映画かと思っていたけれど、"記憶を失ってしまいたかった"男の話だったと気>>続きを読む

アトランティス(1991年製作の映画)

3.6

イルカの群れに入って一緒に泳いだり、ペンギンたちと一緒に泳いだり、海イグアナ見たりすごい体験ができる映画。

ただ、劇伴がゆっくりになった時に何度もアトランティスの眠りに誘われた結果、断片的に記憶がな
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.3

飲みサー≠ヤリサー。
超絶すっぽんぽん映画ながらかなり健全な部類の映画だったと思う。色々言いたいことあるけど、1番の感想は与田祐希になら踏まれたい。

めちゃくちゃ漫画的なキャラクター配置ではあるのだ
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沈黙の世界(1956年製作の映画)

3.4

50年代にこれだけ克明に「海の中の世界」を描いたというのがすごいのだろうと思う。
実際、今見てもこんなちゃんと海ガメの産卵とか撮れるんだという驚きがある。

クジラの子どもと事故って殺してしまった癖に
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

28ページの本をエロイーズはきっと本棚にしまっているだろう。彼女の中ではいつでも取り出せる大切な思い出としてマリアンヌは存在しているはずである。
ただ、マリアンヌにとっては今もエロイーズは瞳の奥で燃え
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.8

「伝統」はどこから守るべきなのか。19世紀の一王子が始めた戯れのような来た時に体重を測るという風習を固持するのは果たして賢明で格式高いことなのか。
クリステンスチュワートの美しさが割とカンストしてて、
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グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.8

最後の数シーンに良さが溢れ出る。

彼にとってイルカは「友達」とか「仲間」というのを超えた存在だったんだなと最後にわかった。きっと大いなる海という理想の中を華麗に泳ぎ続ける憧れの存在だったのだ。彼は文
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.0

マジでなんで一回産もうという結論に至ったのか謎すぎるというか、相手からの気持ちの言語化にこだわるのに自分の気持ちの言語化をそんなにサボっていいのか。

入り組んでて全部は言い表せない感情に「おとなだか
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.2

墨の濃淡という表現方法が制限された芸術だからそこの線に人が出るのかもしれない。
ただのアシスタントとは思っていなかったけど、江口洋介はさらっといいところ持っていっても違和感がないのすごいなあ。

小泉
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夜行バス(2020年製作の映画)

-

あんまり好きになれない感じの人たちがギスギスしてて、なんかネックレス取られたくらいでびっくりするような私刑が加えられ、とかしてる間に運転手が猿轢いちゃって……というスプラッターアニメーション。
全部突
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TOURISM(2018年製作の映画)

3.5

旅立つまでは前菜みたいな扱いなんだろうけど、この映画はそこが結構よかった。町が魅力的。シンガポールも魅力的。

旅の本質は必ずしもひとつではないが、そのうちのひとつは知らんことを知ることや、知らん人に
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