原作を読んでいたので映画も気になっていた。
原作では，各カップルの、特に女性の方の心情が丁寧に描かれているのに対して，やはり映画ではそこまで深くは時間的に出来なかったのだと思う。そのかわり映画では，釧路の景色とかなんか昭和でノスタルジックな音楽が楽しめるので、原作の小説と映画では違うものとして楽しんだ。
最後の過去のシーン，原作では，“男のロマン”と時代の流れがとても切なくなったのだけど，映画ではなんかいい話のように見えた。どちらが悪いとかいうのではなく，ツールが違うし自分の心情の変化もあるのかな。
