クドーナノカドー

過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道のクドーナノカドーのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

息を吐くようにシャッターを押し続ける男と、その男が吐いた霞のようなものを残そうと奮闘する人たちの束の間の物語。同じ場所に数年後訪れた際も同じ構図で写真を撮っていたという出癖みたいなものも観れて面白かった。本の素材から制作の過程を映しているのも作り手の誠実さを感じる