良くも悪くもPVのような映画。
湘南の街並みが美しいし、YUIはびっくりするほど可愛いし、何と言っても歌声が素晴らしい。
ただストーリーは、やっぱり2時間じゃ深いところまで掘り下げられず。終盤の展開が早すぎて「え?急やな」となる。
さすがにちょっと無理矢理なんじゃないかなあ。
踏切でのキスシーンよかった。
キスの仕方が、高校生って感じで。塚本高史のちょっと体が離れてる感じが(笑)
俳優陣について、
やっぱりYUIは演技自体がおそらく初めてなので、基本的にセリフは上手ではないけれど。でも歌手なだけあって表情の演技はよかったと思った。特に歌ってるとき。まあ顔が可愛いからなあ。
ただ他の俳優陣と絡むシーンでは、可哀想なくらい差があったなあ。俳優さんってすごいなって、改めて感じられた。
父親役の岸辺五郎が素晴らしかった。不器用だけど、娘のことが大事で大事で仕方ない、ちょっとヤンチャなお父さん。ピッタリだった。
美しい街並みと、YUIの可愛さ、そして最高の歌声を聴くための映画かな。