海底に沈み立つスサノオとツクヨミの美しさたるや。
千鶴さんの衝撃の結末から始まる激動回。というかビヨンドってオール激動シーズンなんですよね。死を悼む暇すら貰えない。
前回からいつでも良いよーとサラッと言われてたザルヴァートル化回。いやもうここのメカニックの皆さんザインとかニヒトに慣れ過ぎて麻痺してません？あのザルヴァートルですよ？
またアキラの機体を使ってってのがエモい。そしてカッコ良すぎるだろマークアレス。まさにファフナーの歴史を締めくくる最高の主人公機(え、主人公は最初から総士？)
エグゾダスの頃から参戦してないスパロボにはよう来てくれ…、スパロボにも祝福を…
いっそ単独でアクションゲームとか出して欲しいですファフナー。それくらいのポテンシャルある作品。
そんな感じでテンション爆上げしてからの戦闘後。真矢の叫びで再び哀しみに包まれました…
こんな丁寧に葬式やるロボットアニメ他に無いですよ。島民の前で気丈に振る舞う司令で涙腺崩壊する。
悔しいだろうに、再び挑戦状を投げ付けて来たマリスに、飛びかからんばかりのクルーを制し、指揮官として立ち向かう司令でさらに泣く。
本当にこの人がリーダーで良かった…
打開策の見えぬまま始まる再戦で、歴戦のパイロット達にも限界が…
これ以上我々の精神をどこまで追い詰めるん？って制作スタッフに問いたい。
ただ、ここら辺からね、本シリーズが最終章として作られた集大成の片鱗が見えてくる。未来に希望を繋げるために犠牲を払い続けて来たこの作品への答え。
そんなんありかよ…！？ってラストの展開で、もうこれ後3話でどう蹴り付けるの？
もしかして24話構成なの？って本当に思ってました。凄いです。ファフナー。
点数内訳
世界観:5.0
ストーリー:4.5
キャラ:5.0
音:4.5
映像:4.5
スコア:4.7
