“愛とは何か”
映画の中で何回も繰り広げられるこの問いに対して一緒になって考えてみたくなるが、映画を見進めるほど、その定義を考えるよりも先に答えは心の中に入ってくる気がした。
映画のふとした部分に散りばめられたさまざまな愛に触れることができて、その度に登場人物と同じ目線で複雑な気持ちになっていく。
愛とは何か。結局は定義付けるものではなくて、ごく自然に自分だけの真実として存在していくのではないかと思った。
ひとつの答えを探すよりももっと深くて温かい、愛についての無数の可能性を感じられる素敵な映画。