やばい。途中退室する人いるぐらいエグかった。自分も後半から胃がムカムカしてた。
何書いてもネタバレになるけど、明らかに万人にはおすすめできない．．．でもガツーンときてこびりつく系の素晴らしい映画！
以下ネタバレ
幼い頃の手術でチタンを埋めこまれた女性。そのせいか車に特別な感情を持って・・・車と．．．．は思わず口があいた。
前半はそれによる妊娠と、衝動的に繰り返す殺人がどう絡むのかと思っていけど、逃亡の結果、話が二転三転して、父と息子？の擬似的な関係にたどり着く。まったく先が読めなかった。
意外にもグロそうな部分を直接バンバン出しまくるわけでないけど、痛みや肉感とかが伝わってきて想像を掻き立てられる。さらにエグい腹になってるのに生まれそうでなかなか生まれないのとか、バレてるのにバレてない居心地の悪さと緊張感で、だんだん気持ち悪くなってくる。
気持ち悪くなるんだけど、惹き込まれたなー。
テーマとかは下手に考察するとまずそうなのでやめとくが、
妊娠・出産への不安とかの描き方とかはジェニファー・ローレンスのマザー！とかも少し思い出されたかもしれない．．．
序盤の母の顔があまり映らない感じとか、親父の無愛想・無関心とかが、後半に生きるし、テーマもそのへんにあるのかなぁ〜わかんないけど
前日クローネンバーグ作品を見たけど、その影響は感じつつも、さらにネジが飛んでるというか、そんな映画だった。
