ももすけ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのももすけのレビュー・感想・評価

3.7
いやいやいやいやどこの地球の話?ってなるんだけど、どこか泥臭さのあるケンカファイトのキアヌに、正統派和風の真田広之、これにドニーイェンが出てるとか、そりゃ見ないとでしょ!!!っことで見てきました。
やはりドニーはそこだけものが違うよな。違う。


ネタバレ書きます。













今回もわんこ出るよー!!



いやー、一言で言って長いわ。
半分でいい。最長2時間まで。
アクション以外の説明部分が多くて、私はあんまりいらないなって。なんてーか、「男のナントカカントカ」みたいな雰囲気出そうとしてるけど、あげなマフィア帝国的な荒唐無稽な設定の中でカッコつけても、限度があると思うの。
そこ削ってもう全部アクションでいいじゃん。
ドニーの見せ場がもっともっとあっても良かったよ!

しかしながら、荒唐無稽は面白さの裏返しでもあって。
妖しい大阪は「真田広之、止めてくれよ!」と思う反面、ガラスが次々割れていくとことか、なんとなくドラゴン思い出した。

あと、階段のシーンも、敵を倒しながら上に登っていくとなれば、それはもう死亡遊戯へのリスペクトじゃんと思わざるを得なかった。

しかもドニーが盲目の刺客なの、座頭市からの着想なんてサイコーだし、動きのキレは完全にカンフーの申し子だけど、カンフー臭さを抜いて洗練してあるの、美しいダンサーにも似て。

エンドロール後…
ああ、これが因果応報か…
長かった…
ももすけ

ももすけ