「ジョン・ウィック」シリーズの最後の作品。
コロナの影響や、キアヌ・リーブスの他の作品(マトリクス)と被って公開してしまうのでと、日本公開は延期に延期のすえやっと公開された。
そのため作品に対するハードルがかなりあがり少し残念な出来な感じに感じでしまった。
前作までは物語やアクションが立体的なものが多く斬新でしたが、今作はそのあたりが弱い。
キアヌ自身は当初、5作目を作るような感じをみせていましたが、撮影が始まり4作目の出来の全貌が見えたところで、このシリーズも潮時かと思ったのかもしれず、強く今作で終了をのぞんだのだと思うのです。
ジョン・ウィックシリーズと比べてられるのは、デンゼル・ワシントンの「イコライザー」シリーズだと思うのですが、イコライザーに関してはかなり出来が良く、3シリーズが上手くリンクしていてこのシリーズの良さが生きていた。
このシリーズは1から3まではかなり何度も見ていて大変好きなのですが、4作目はやっつけでつくられた感じがして残念だった。
エンディングのクレジットの最後に10秒くらいのシーンがあるのですが、ジョン・ウィックのテーマをこのシーンがあらわしているような。お見逃しなきよう。
コンシェルジュのシャロンを演じていた、ランス・レディクが亡くなったそうでたいへん残念でした。彼が隊長役で出演していたテレビドラマの「フリンジ」でも注目していたので、かなしいです。