グリーン

ジョン・ウィック:コンセクエンスのグリーンのレビュー・感想・評価

3.6
「ジョン・ウィック」シリーズの最後の作品。

コロナの影響や、キアヌ・リーブスの他の作品(マトリクス)と被って公開してしまうのでと、日本公開は延期に延期のすえやっと公開された。

そのため作品に対するハードルがかなりあがり少し残念な出来な感じに感じでしまった。

前作までは物語やアクションが立体的なものが多く斬新でしたが、今作はそのあたりが弱い。

キアヌ自身は当初、5作目を作るような感じをみせていましたが、撮影が始まり4作目の出来の全貌が見えたところで、このシリーズも潮時かと思ったのかもしれず、強く今作で終了をのぞんだのだと思うのです。

ジョン・ウィックシリーズと比べてられるのは、デンゼル・ワシントンの「イコライザー」シリーズだと思うのですが、イコライザーに関してはかなり出来が良く、3シリーズが上手くリンクしていてこのシリーズの良さが生きていた。

このシリーズは1から3まではかなり何度も見ていて大変好きなのですが、4作目はやっつけでつくられた感じがして残念だった。

エンディングのクレジットの最後に10秒くらいのシーンがあるのですが、ジョン・ウィックのテーマをこのシーンがあらわしているような。お見逃しなきよう。

コンシェルジュのシャロンを演じていた、ランス・レディクが亡くなったそうでたいへん残念でした。彼が隊長役で出演していたテレビドラマの「フリンジ」でも注目していたので、かなしいです。
グリーン

グリーン