わりばし丸

ジョン・ウィック:コンセクエンスのわりばし丸のレビュー・感想・評価

3.9
殺し屋ジョン・ウィックを描いたシリーズ4作目。
世界中の殺し屋から狙われる殺し屋ジョン・ウィックの反撃やいかに。

2作目3作目の感想として、もうストーリーはどうでもいいなぁと思わされるぐらいシリーズが進むにつれてアクションの激しさが増していくシリーズ。

どうせ4作目もストーリーよりアクションなんでしょう?と思いながら見ました。
しかも上映時間169分て…。


いやー…実際に見ていて疲れました。

大阪、アメリカ、ドイツ、フランスパートとざっくり分けて、それぞれに濃厚なアクションがあります。

キャラクターとしてはドニー・イェン、真田広之、そしてジョンを狙う賞金稼ぎのシャミアー・アンダーソン(と、そのワンちゃん)がそれぞれ良いキャラしてました。

部分部分は本当に迫力があっておもしろいんですけどね…。
個人的には天井の上から撮ってるようなあの一連のアクションシーンが好き。
ゲーム画面みたいだった。

殺陣を覚えるのも大変だよね。


そしてストーリーなんですけど、こういう展開になるとまったく思ってなかったのでびっくりしました。
ネタバレしたくないので言いませんが。


疲れたのは疲れたけど、終わってみればおもしろかったです。



あと細かい感想なんだけど、会話のシーンで言葉がいろいろ混じるのが良いね。
アメリカ人と日本人が話すときは英語かまたは日本語かで話すのが普通だと思うんだけど、お互いにどちらも散りばめてるのがお互いの言葉をリスペクトしてるみたいな感じになってなんか良いなぁと思いました。

さらに言うと字幕版で見たんだけど、その日本語でしゃべってるときにも日本語字幕が付いてたのがものすごくありがたかったです。
急に日本語になると聞き取りにくくて困るんだよね。
音量もアクションシーンが多いと爆発音とかが大きくなりすぎるので基本小さめにして会話は字幕で楽しみながら見てるので。
(と、感想を書きながら思い出したのは実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』の荒巻課長が聞き取りにくかったなぁってこと)
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