サトシ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのサトシのレビュー・感想・評価

3.4
チャド・スタエルスキ監督、キアヌ・リーブス主演のアクション映画。

裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋ジョン・ウィック。地下に身を潜め、全てを牛耳る組織主席連合から自由になるために立ち上がった。 組織内での権力を得た若き高官グラモンは、聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる。果たしてジョンは、かつて忠誠を誓った世界との決着をつけて、真の自由を手にすることができるのか・・・。

【キャスト】
ジョン・ウィック:キアヌ・リーブス
ケイン:ドニー・イェン
グラモン:ビル・スカルスガルド
バワリー・キング:ローレンス・フィッシュバーン
シマヅ:真田広之
トラッカー:シャミア・アンダーソン
シャロン:ランス・レディック
アキラ:リナ・サワヤマ
キーラ:スコット・アドキンス
ウィンストン:イアン・マクシェーン

ジョン・ウィックシリーズ第4弾をようやく鑑賞。
上映時間は169分と長めでアクション全振りで映画館で鑑賞するべき映画ですよね。
ドニー・イェン、真田広之が脇を固め年齢が心配でしたがアクションのキレは素晴らしかったです。
実はアクションシーンが長過ぎて眠くなりだれてしまいました。眠くなるとかあり得ないでしょう。
ジョン・ウィックの新調した防弾スーツの性能が良いのは分かりますが、あれは頭部とかに完璧に当たっているでしょう。もう無理があります。
洋画にありがちな変な日本をまた見せつけられてしまいました。大阪が舞台でテンションは上がりましたが、道頓堀を映して次のシーンから撮影したのはハリウッドのセットなんでしょうね。明らかな違和感で、梅田駅にあんな地下鉄はしっていないですし、大阪城に咲いている桜は明らかな造花で、もう笑うしかないです。チャド・スタエルスキ監督が来日していないのがバレてしまいます。明らかな勉強不足です。日本を舞台にする以上は誰か日本人のスタッフ入れてアドバイスしてもらった方が良いに決まっています。反面、パリのシーンは凄い拘りを感じる程に綺麗で見惚れていまう程の景色を堪能できます。
アキラは無事に復讐を遂げる事ができたのでしょうか。
それだけが気になりました。
シャロン役のランス・レディックのご冥福をお祈りします。
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