怒れるスパイクリーのNetflix最新作。
ベトナム戦争の退役軍人たちが隊長の遺骨と戦時中隠したCIAの金塊を掘り起こしにベトナムへ。
序盤の同窓会のような雰囲気から、ジャングルへ入ると不穏な雰囲気へと変わっていく。過去のトラウマや金塊に支配されてしまうもろいおじいさんたちのサバイバルはいつその均衡が崩れてしまうのかとハラハラする。
そんな彼らを精神的に繋いでいるのが今は亡きノーマン隊長。自然的正義の原理に基づいて、愛を説く隊長の言葉のひとつひとつに心を掴まれる。彼の存在が映画の大きなメッセージを担っていた。
退役軍人ポールの抱える闇、独白シーンからのラストは言葉にならなかった😢
血を血で洗ってはいけない、自らの怒りの復讐者になってはいけない、という強いメッセージが完全に時宜を得ていた。愛を持って赦しを。今観るべき素晴らしい作品。
#Blacklivesmatter