しま

舞台よりすてきな生活のしまのレビュー・感想・評価

舞台よりすてきな生活(2000年製作の映画)
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とってもチャーミングな物語。

皮肉屋の主人公が女の子と出会うことで変わっていく様は、どことなく「恋愛小説家」を彷佛させました。

口を開けば皮肉な言葉ばかりの主人公との会話なのに、嫌な雰囲気になるどころか、フッと笑ってしまうほのぼのさ。

とくに認知症のお義母さんとの会話のシーンと、おままごとのシーンが好きでした。

認知症の母とその介護、不妊カップルの事情、障害者に対する偏見。
結構ヘビーな内容をさらりと、そして時に鋭く描いてあります。

やりきれない哀しさや切なさ、いらだちも感じつつ、じんわりと暖かい気持ちになりました。

子役の女の子が愛らしくとっても良いです。奥様役のロビン・ライト・ペンのかわいらしさったら!主人公のケネス・プラナーはもちろん素晴らしく。なんて素敵な夫婦!
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