なっつくん

哀愁しんでれらのなっつくんのレビュー・感想・評価

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
4.2
シンプルに気持ち悪りい。

個人的にはヒカリ(娘)が一番の元凶だなと思ってたけど、
ネットで調べたら、監督がインタビューで
「ヒカリは突き落としていない」と言っているらしく、すごくモヤモヤしてしまった。

ヒカリはただ、好きな子の気を引きたくて
筆箱を盗んだ犯人だと嘘をついただけだった。
その行為が、好きな子に嘘をつかれるというブーメランを引き起こしたんだと考えるとモヤ。

もしこれが、ニュースで報道されただけだったら、
断片的な情報(犯罪行為)だけしか知らなかったら両親が圧倒的な悪に見えてたし
映画を観ただけだったらヒカリが悪に見えてた。

そういうところまで考えると怖い。人って。