2021/06/03
2021年43本目(劇場11本目)
監督デリック・ボルテ
ラッセル・クロウ
カレン・ピストリウス
【アオテッンジャネーーヨ】
些細な交通トラブルをキッカケに、狂気の異常者から執拗に狙われる事になった母子の恐怖を描くスリラー。
これは、完全にタイトルと予告編に騙されました、軽い気持ちで見ると後悔する、予想外にきつめのサイコスリラーでした。
とにかくR・クロウが凄まじく恐ろしい、目つきも怖いが、どうしたんだと思うくらい巨大な体格になった彼の暴力、画面から迸る恐怖、こんな奴に狙われるなんて考えただけでも恐ろしくなります。
設定はM・ダグラスの「フォーリングダウン」を思い出すが、理不尽さは今作の方が遥かに上回り、巻き添えを食らう人々が気の毒でならない、ただ、つけ狙われる母親のズボラさも大概でしたが。
ながら運転など、随所に危険運転への警鐘も見られる一本、久しぶりに劇場で恐ろしい映画を見た気がします。
"教訓 スマホにはロックをかけましょう"
